おはようございます。バンコクは大雨があがりやっと強い日差しがさしてきました。
週末バンコクプレエコ修行に来ています。
国王崩御後のバンコク、どうなんだろう?と思っていました。プーケットに行った友人からは全然そんな雰囲気がなかったと聞いていたので、そうなのかな?と思っていたのですが、やはり一応黒めの服も詰め込んで出発してみました。
昨日バンコク市内に行ってみると、バンコクは完全に悲しみの中にありました。
町中のビルというビルには写真が飾られ、道行く人はその写真に立ち止り手を合わせる人もちらほら見受けられます。
ショッピングモールの中のデジタル看板もほとんどが国王の哀悼の画像です。
ホテルはそれぞれ黒と白の幕を張ったりお花を飾っています。
マーケットでも多くの黒いシャツやTシャツが売られています。
仕事柄、黒い服が着れない人は肩に黒いリボンをつけて哀悼の意を表しています。
外国人観光客も黒のTシャツまたは白を着ていて、カラフルな洋服を着ている人は少ないです。
これから1年間喪に服すことになるバンコク。特に今年中に行かれる方はタイの方たちが深い悲しみを感じていることを忘れず、
行動することが求められると強く感じました。
とはいえ、観光客の受け入れに消極的なわけではないようですから、渡航を自粛する必要はないと思います。
ただ、王宮は観光のためより哀悼のためにおとずれる人であふれ、寺院の観光も制限されたりしています。
私の友人もとても王様をしたっていたので彼女と会っているとやはり涙ぐんでしまう姿に心を打たれました。
国王は作曲もする方で、ショッピングモールやホテルではその曲が流れています。 ニューオーリンズジャズを愛し、
クラリネットの奏者としてウィーンで唯一アジア人として名前が載っていることや、こぼれる汗をぬぐうことなく、国民のために働くすがた、病床からも指示を出し続けたことなど様々なエピソードも聞かせてくれました。国民みんなが父親をなくしたような気持ちだそうです。
こんなに愛された王様はすばらしくそしてタイの人たちの思いがとても尊いと感じました。
この時期にバンコクに来れたことも貴重な体験だったと感じています。
バンコクへの渡航を予定されている方はそんな一面があることも知って楽しい滞在をしてくださいね♪